筋肉営業マン

「『昨日までの自分を超える!』ボディメイクを通じて人生を豊かにするためのブログ」

独学 中小企業診断士 独占市場

独占市場→市場にただ1社しか存在しない経済のこと。

 

限界収入→生産量を1単位増やした時に追加的に得られる収入。

完全競争市場では価格が変化しないため、限界収入=価格が成り立つが、

独占市場では生産量を増やせば価格が下がっていくため限界収入<価格

となる。

 

 

完全競争市場では価格=限界収入=限界費用が利潤最大化の要件であったが、

独占市場では価格>限界収入=限界費用が利潤最大化の要件となる。

 

限界収入曲線は縦軸の切片は需要曲線と同じで横軸の切片は原点と需要曲線の切片のちょうど真ん中となる。

 

限界収入と限界費用のグラフの交点の生産量が利潤最大化できる生産量であり、その時の価格は生産量の地点の需要曲線が示す価格となる。

 

独占市場の社会的総余剰は完全競争市場に比べて小さくなる。

独学 中小企業診断士 比較生産費説

絶対優位→ある財についてもう片方の国よりも優れた生産技術を持っていること。

 

比較優位→X,Yの2つの財を生産する時、Xの財の生産にかかる人数を1とした時にY財にかかる人数。

これが少ない方がY材の生産において比較優位性があると言える。(逆も然り)

比較優位は相手との相対的な関係なので、両材について片方の国が比較優位性を持つことはない。

 

比較生産費説→各国が自国に比較優位がある財に特化して輸出し、比較優位でない財を輸入すると自給自足よりも両国にメリットがある。(リカード比較生産費説)

独学 中小企業診断士 余剰分析

消費者余剰→消費者が支払うつもりのある額-実際に支払った額。

 

生産者余剰→収入-可変費用

 

社会的総余剰→政府が登場しない場合、消費者余剰+生産者余剰。

政府が税金や補助金で介入するとそこから死荷重がマイナスされる。

完全競争市場では社会総余剰が最大化される。

 

従量税→1単位いくらという形で課税される税金。供給曲線を上へシフトさせることで死荷重を生み出す。

 

パレート最適→完全競争市場において均衡している状態。他の人の効用を悪化させないまま、誰かの効用を上げることができない状況、つまり、全体として効用が最大限。

独学 中小企業診断士 市場の均衡と調整過程

ワルラス的調整過程→均衡が成立していない場合に価格が変化することにより均衡に調整される。

供給者は高ければたくさん売りたい

需要者は安ければたくさん買いたい

 

スタートで均衡価格より価格が安い状態だと需要量が供給量を上回る。

そうすると価格に上昇圧力がかかり高くなるので企業は儲けたいのでたくさんして供給量が増える。

その結果、均衡価格へ調整される。

 

逆に均衡価格よりも価格が高い状態だと供給量の方が需要量より多く、売れ残りが発生する。

すると価格は下がり、均衡価格へ調整される。

 

ワルラス的に安定

ある価格の時に

供給量<需要量の時であれば、価格が上がり

供給量>需要量の時であれば価格が下がることで均衡点へ向かう向かうこと。

均衡点へ向かわないと不安定

 

 

マーシャル的調整過程→均衡から外れている状態から供給量が調整されることで均衡へと向かう過程。

 

均衡量よりも少ない供給量の時、需要者価格は供給者価格よりも高くなる。

するとモノが売れるので、供給量は増加する。

 

逆に均衡量よりも多い供給量の場合、需要者価格は供給者価格よりも安くなる。すると物が売れないので、供給量が減少する。

 

イメージ。

マスク買いたい。供給量が少ない。欲しい。高くても買いたい。

なんだ売れるじゃん。もっと生産しよう。供給量が増える。均衡へ近づく。

 

マスク売りたい。たくさん作りすぎた。余ってる。安くしよ。安くて儲からないから減産しよう。供給量が減る。均衡へ近づく。

独学中小企業診断士 期待効用仮説

危機回避的な人の効用関数のグラフ→今の所得を基準にある量の所得を得られることによる効用の上昇幅<同じ量の所得を失う効用の減少幅

得られる喜びよりも失う怖さの方が大きい人。

 

危険愛好的な人の効用関数のグラフ→今の所得を基準にある量の所得を得られることによる効用の上昇幅>同じ量の所得を失う効用の減少幅

得られる喜びの方が失う怖さのよりも大きい人。

 

経済学では基本的に危険回避的な人を想定している。

 

限界効用→効用関数の接線の傾き。

危険回避的な人は限界効用が逓減。

危険愛好的な人は限界効用が逓増。

つまり、危険回避的な人は所得が低い状態で所得が増えると喜びが大きいが、上がっていくにつれて喜びが小さくなる。

危険愛好的な人は所得が低い状態で所得が増えても喜びが小さいが、上がっていくにつれ喜びが大きくなる。

 

リスクプレミアム→危険回避的な人が不確実な状況の時に、確実に所得を得るために支払う理論上の期待値からの目減り分。

 

リスクプレミアムの計算

①理論上の所得の期待値を求める。

②期待効用を求める。

③確実性等価を求める。

④理論上の期待値−確実性等価=リスクプレミアム

 

危険回避的な人の場合

理論上の期待値>確実性等価となる。つまり、リスクプレミアムは正になる。

独学中小企業診断士 スルツキー分解

価格効果→財の価格が変化することによる最適消費点の変化。

 

代替効果→一方の価格が変化することにより価格比が変化し相対的な割高割安が、発生したことによる消費量の変化。

必ず割安になった財の消費量は増加、割高となった消費量は減少。

 

所得効果→一方の財の価格が変化することで、消費に使える実質的な所得の変化による消費量の変化。

 

スルツキー分解→価格効果を代替効果と所得効果に分解すること。

分解の方法

価格変更後の予算制約線と平行で元の無差別曲線に接する直線を引く。

元の最適消費点Rと元の無差別曲線とその直線の接点Sまでの変化が代替効果。

接点Sから新しい最適消費点Tまでの変化が所得効果

 

 

上級財→需要の所得弾力性がプラス。

所得が上がると消費量も上がる財。

 

下級財→需要の所得弾力性がマイナス。

所得が上がると消費量が減少する財。

 

中立財→需要の所得弾力性がゼロ。

所得が変わっても消費量が変化しない財。

 

ギッフェン財→下級財であり所得効果の大きさが代替効果の大きさを上回る財。

独学 中小企業診断士 無差別曲線と予算制約線

無差別曲線→世の中に2財しかない時に効用が同じになる組み合わせの点を結んだ曲線。

右上に行くほど効用が上がる。

 

限界代替率→無差別の接線の傾きで表される。Xが1単位減った時に効用を保つために必要なYの増加量。

 

予算制約線→予算をちょうど使い切れるだけのX,Yの組み合わせを合わせた直線。

Xの値段が上がるとX軸との接点がその分原点に近づき、Yの値段が上がるとY軸との接点がその分原点に近づく。

傾きはX,Yの価格比。

財の価格が変わらず所得が上がった場合は、右上にシフトする。

予算集合→予算制約を満たす消費量の組み合わせ。

 

最適消費点→予算制約の中で効用が最大化する点。無差別曲線と予算制約線の接点。

無差別曲線の接線の傾きと予算制約線の傾きが一致するため、限界代替率と財の価格比が一致する。

 

需要曲線→価格と需要量の関係を示した価格。

縦軸に価格、横軸に需要量。価格が下がると需要量が増えるため右肩下りのグラフになる。

 

価格弾力性→価格が1%変わった時に需要がどれくらい変わるかを表したもの。

需要の価格弾力性=需要量の変化率/価格の変化率

価格弾力性が高いほど需要曲線の傾きは緩やかになる。