独学 中小企業診断士 市場の均衡と調整過程
ワルラス的調整過程→均衡が成立していない場合に価格が変化することにより均衡に調整される。
供給者は高ければたくさん売りたい
需要者は安ければたくさん買いたい
スタートで均衡価格より価格が安い状態だと需要量が供給量を上回る。
そうすると価格に上昇圧力がかかり高くなるので企業は儲けたいのでたくさんして供給量が増える。
その結果、均衡価格へ調整される。
逆に均衡価格よりも価格が高い状態だと供給量の方が需要量より多く、売れ残りが発生する。
すると価格は下がり、均衡価格へ調整される。
ワルラス的に安定
ある価格の時に
供給量<需要量の時であれば、価格が上がり
供給量>需要量の時であれば価格が下がることで均衡点へ向かう向かうこと。
均衡点へ向かわないと不安定
マーシャル的調整過程→均衡から外れている状態から供給量が調整されることで均衡へと向かう過程。
均衡量よりも少ない供給量の時、需要者価格は供給者価格よりも高くなる。
するとモノが売れるので、供給量は増加する。
逆に均衡量よりも多い供給量の場合、需要者価格は供給者価格よりも安くなる。すると物が売れないので、供給量が減少する。
イメージ。
マスク買いたい。供給量が少ない。欲しい。高くても買いたい。
なんだ売れるじゃん。もっと生産しよう。供給量が増える。均衡へ近づく。
マスク売りたい。たくさん作りすぎた。余ってる。安くしよ。安くて儲からないから減産しよう。供給量が減る。均衡へ近づく。