独学中小企業診断士 スルツキー分解
価格効果→財の価格が変化することによる最適消費点の変化。
代替効果→一方の価格が変化することにより価格比が変化し相対的な割高割安が、発生したことによる消費量の変化。
必ず割安になった財の消費量は増加、割高となった消費量は減少。
所得効果→一方の財の価格が変化することで、消費に使える実質的な所得の変化による消費量の変化。
スルツキー分解→価格効果を代替効果と所得効果に分解すること。
分解の方法
価格変更後の予算制約線と平行で元の無差別曲線に接する直線を引く。
元の最適消費点Rと元の無差別曲線とその直線の接点Sまでの変化が代替効果。
接点Sから新しい最適消費点Tまでの変化が所得効果
上級財→需要の所得弾力性がプラス。
所得が上がると消費量も上がる財。
下級財→需要の所得弾力性がマイナス。
所得が上がると消費量が減少する財。
中立財→需要の所得弾力性がゼロ。
所得が変わっても消費量が変化しない財。
ギッフェン財→下級財であり所得効果の大きさが代替効果の大きさを上回る財。