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独学 中小企業診断士 GDP、GNI

GDP国内総生産。ある国内で一定期間に生み出された付加価値の合計額。

 

農家と製粉業者とパン屋のみの経済の例

農家が300万円で製粉業者に小麦を売る。

製粉業者は小麦を製粉し、500万円でパン屋に売る。

パン屋は小麦粉をパンにし、消費者に1000万円で売る。

この場合のGDP

農家300万

製粉業者500万−300万=200万

パン屋1000万−500万=500万

GDPは300万+200万+500万=1000万円

となる。

ちなみにこのGDPは最終的に消費者がパン屋に支払う額(最終消費額)と等しくなります。

 

分配面から見たGDP→生み出された付加価値が家計の所得、企業の利潤、政府の税収として分配されたもの。

分配面から見たGDP=家計の収入+企業の利潤+政府の収入

 

支出面から見たGDP→付加価値を分配された経済主体が家計は消費、企業は投資、政府は公共投資として支出されたもの。

支出面から見たGDP=消費+投資+政府支出+(輸出−輸入)

 

三面等価の原則→経済の生産、分配、支出が事後的に一致すること。

 

帰属計算→市場の取引に現れなくても取引があったことにした方が国民生活の実態に合う場合に実際に取引があったことにして計算すること。例えば農家の自家消費など。

 

 

 

 

GNI→国民総生産。GNPの呼び方が変わったもの。ある国の国民が一定期間内に受け取った所得の合計のこと。

GNI=GDP+外国からの所得の受け取り−外国への所得の支払い

つまり、GDPから外国で稼ぐ日本人の所得を加え、日本で働く外国人の所得をマイナスしたもの。